病院に勤務している時はあまり感じないのですが、薬局にいるとたまにあることです。
私の職場の近くには、メンタルクリニックがあります。
そのようなところではどこでも起こり得ることなのですが、患者さんの症状によっていろんなカタチでトラブルが表れます。
昔、まだ働いて3,4ヶ月の時に、薬局外を掃除していたら、メンタルの患者さんが興奮しているところに鉢合わせて、いきなり殴られたことがあります。
どうもその方は、病院に無理やり行かされて、すごくイヤがっていたようでした。
白衣を着ていたので、その腹いせに殴られたんじゃないかと思います。
その方はもう30半ばぐらい。
その方の母親と思われる方は、心労からかすごく老けて見えました。
辛いんだろうな、と思い、告発はしなかったです。
とある時は、調剤待合室で急に患者さん同士が喧嘩をしはじめて、物騒な言葉が飛び交っていたので、これは危ないなと思う事態もありました。
男性の患者さんが、女性の患者さんに対して、言いがかりをつけたようです。
やはり興奮状態に陥って、被害妄想のようなものが出てしまいました。
「お前たちはあの女を、裏口から逃がしたんだ」とか、「自分のことをいろいろ調べまわってる」とか。
なんとか落ち着かせて大事には至らなかったですが…
なにが正しくて何が間違ってるなんて、わからないですけど、人間は自分の見えている世界しか信じない生き物です。
彼らには彼らの見えている現実が、全てなんでしょうね。
その人と人との境界線が太ければ太いほど、自分を守る四方の壁が厚く狭くなっていく気がします。
私たちにできるのは、的確な処方薬を処方することと、それによっての安心感を与えることだけです。
全ての患者さんがよくなってくれるといいな、と思いながら今日も薬を作ってます。
私の職場の近くには、メンタルクリニックがあります。
そのようなところではどこでも起こり得ることなのですが、患者さんの症状によっていろんなカタチでトラブルが表れます。
昔、まだ働いて3,4ヶ月の時に、薬局外を掃除していたら、メンタルの患者さんが興奮しているところに鉢合わせて、いきなり殴られたことがあります。
どうもその方は、病院に無理やり行かされて、すごくイヤがっていたようでした。
白衣を着ていたので、その腹いせに殴られたんじゃないかと思います。
その方はもう30半ばぐらい。
その方の母親と思われる方は、心労からかすごく老けて見えました。
辛いんだろうな、と思い、告発はしなかったです。
とある時は、調剤待合室で急に患者さん同士が喧嘩をしはじめて、物騒な言葉が飛び交っていたので、これは危ないなと思う事態もありました。
男性の患者さんが、女性の患者さんに対して、言いがかりをつけたようです。
やはり興奮状態に陥って、被害妄想のようなものが出てしまいました。
「お前たちはあの女を、裏口から逃がしたんだ」とか、「自分のことをいろいろ調べまわってる」とか。
なんとか落ち着かせて大事には至らなかったですが…
なにが正しくて何が間違ってるなんて、わからないですけど、人間は自分の見えている世界しか信じない生き物です。
彼らには彼らの見えている現実が、全てなんでしょうね。
その人と人との境界線が太ければ太いほど、自分を守る四方の壁が厚く狭くなっていく気がします。
私たちにできるのは、的確な処方薬を処方することと、それによっての安心感を与えることだけです。
全ての患者さんがよくなってくれるといいな、と思いながら今日も薬を作ってます。
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