僕の目の前に 一本の道があって
それはクネクネと はらわたみたいに
曲がりくねって こんがらがって
果ての見えない 下り坂
僕は歩いていく この一本道を
景色は遠く 薄ぼんやりとしていて
近づいてく 遠のいてく
後ろにある でも振り返れない
この道は君に続いてる?
君のいる場所はすぐに解るんだ
だって君の家は空を突き抜けるような
とてもすごい高さで
遠くからだってすぐに見える
紫の霧のかかる美しい泉の
そのまた奥の森を越えたら
地下へと伸びる階段がある
勝手な想像だけどそれが
君の元へ行ける方法かもしれない
だけどこの道がどこへ続いてるかなんて
翔ける鳥にも解らない
でも僕はいくよずっとずっと
道が続く限り 足が折れるまで
声が続く限り 君の名前を呼ぶ
一番星はいつも 僕を裏切らないから
“いきたい”と望めば 道標になって
優しい光で仄かに照らす
この一本道をずっとずっと
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