明け方たちこめる 霧のように
闇の中に現る 細い月のように
アスファルトの上の 陽炎のように
巣から落ちた雛の 脆弱な呼び声のように
己が掌を 不思議そうに眺める少女のように
信じて朽ちた 灰のように
腹を見せて浮かぶ 金魚のように
病気の時の あの嘔吐感のように
透き通る 瞳を覗く
君が痙攣する
腕に力を込める
息が止まる
僕は死ぬまで 1+1=1だと思い続ける
闇の中に現る 細い月のように
アスファルトの上の 陽炎のように
巣から落ちた雛の 脆弱な呼び声のように
己が掌を 不思議そうに眺める少女のように
信じて朽ちた 灰のように
腹を見せて浮かぶ 金魚のように
病気の時の あの嘔吐感のように
透き通る 瞳を覗く
君が痙攣する
腕に力を込める
息が止まる
僕は死ぬまで 1+1=1だと思い続ける
PR