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広い荒野に一人だけ残されて
僕はゆっくりと歩き出した
君を探す また今日も
もうかくれんぼは終わりだよ
呼んでも呼んでも
やっぱりアレは夢じゃなかったのだと
信じたくはなくて
揺れる葉陰から君が顔を出すのを
僕は待ちきれないんだ
君はこの狭い四角いスクリーンの星になったと
とっくに解っていたけれど
僕の理解を越したどこかで
僕の感情を何かがコントロールしている
僕の身体も君と同じように
皮膚が腐ってポロポロ剥がれ落ちてきたけれど
僕はとてもこの空の星にはなれないと思うし
そんなことを望んでいるわけではないのだ
僕はただ 君に会いたい
そして今日も歩き続ける
全身から病んだ匂いが立ち上っていても
この足が腐り落ちても
僕は歩き続ける
僕はゆっくりと歩き出した
君を探す また今日も
もうかくれんぼは終わりだよ
呼んでも呼んでも
やっぱりアレは夢じゃなかったのだと
信じたくはなくて
揺れる葉陰から君が顔を出すのを
僕は待ちきれないんだ
君はこの狭い四角いスクリーンの星になったと
とっくに解っていたけれど
僕の理解を越したどこかで
僕の感情を何かがコントロールしている
僕の身体も君と同じように
皮膚が腐ってポロポロ剥がれ落ちてきたけれど
僕はとてもこの空の星にはなれないと思うし
そんなことを望んでいるわけではないのだ
僕はただ 君に会いたい
そして今日も歩き続ける
全身から病んだ匂いが立ち上っていても
この足が腐り落ちても
僕は歩き続ける
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お前はあの時散々言った
「私はあなたの全てを受け止めます」
俺は嬉しくもなんともなかった 全く嬉しくなかった
その言葉が真実からかけ離れていると解っていたから
人の心の闇を覗こうなんて
やめろといったのにお前はそれを
俺を救えるのは自分しかいないのだと妙な感情をふるって
怖いもの見たさに遠慮なしに踏み込んでくるんだろ
ついに俺とお前の境界線が重なった時
俺はお前を撥ね付けた
お前が悪いんだ
この常闇を覗こうだなんて馬鹿な事を
上辺だけの言葉も
自己保身の言い訳も
根拠のない自信も
その場だけの感情も
優しい嘘も
差し伸べられる手も
心の見えない愛も
八方美人の付き合いも
皆みんな消えちまえ
大嫌いなんだ 吐き気がするぐらいに
だけど気付いている
俺はそんな俺自身が一番許せない事を
青く抜ける空も
金色に光る太陽も
俺を置いていったお前も
そしてこの俺自身も
皆みんな血を流してしまえ
大嫌いなんだ 涙が絶えないほどに
ずっと気付いていた
さあそのナイフで胸の中を切り刻んで
今日も自分を殺して生きる
俺は俺が大嫌いだ
「私はあなたの全てを受け止めます」
俺は嬉しくもなんともなかった 全く嬉しくなかった
その言葉が真実からかけ離れていると解っていたから
人の心の闇を覗こうなんて
やめろといったのにお前はそれを
俺を救えるのは自分しかいないのだと妙な感情をふるって
怖いもの見たさに遠慮なしに踏み込んでくるんだろ
ついに俺とお前の境界線が重なった時
俺はお前を撥ね付けた
お前が悪いんだ
この常闇を覗こうだなんて馬鹿な事を
上辺だけの言葉も
自己保身の言い訳も
根拠のない自信も
その場だけの感情も
優しい嘘も
差し伸べられる手も
心の見えない愛も
八方美人の付き合いも
皆みんな消えちまえ
大嫌いなんだ 吐き気がするぐらいに
だけど気付いている
俺はそんな俺自身が一番許せない事を
青く抜ける空も
金色に光る太陽も
俺を置いていったお前も
そしてこの俺自身も
皆みんな血を流してしまえ
大嫌いなんだ 涙が絶えないほどに
ずっと気付いていた
さあそのナイフで胸の中を切り刻んで
今日も自分を殺して生きる
俺は俺が大嫌いだ
君を見据える その白い肌を
君も僕を見る 妖しい瞳で
イーゼル上のキャンバス越しに交わされる視線
君は自分の肉体に 女として絶対的な自信を持っている
だけど僕は君の その醜い皮を見ているわけじゃない
僕が君を見つめるのは 握った炭で君を描きだす為で
君がどんなに僕をそんな目で見ても僕には関係ない
僕は君の身体に見えない刃物をいれていく
何も知らぬ君の咽喉から
僕の握る炭は 君を解剖するメスへ変わる
咽喉からゆっくり 君の胸を 腹を裂く
肉片一つ残さず 君を解体する
そして現われる真実の姿を
僕は輪郭越しに君の骨を肉を臓物を
この手でひとつの完成品へ組み立て
君の皮の下に思い描きながら君を描く
そうして君は僕のこのキャンバスに別の姿で再生するのだ
君も僕を見る 妖しい瞳で
イーゼル上のキャンバス越しに交わされる視線
君は自分の肉体に 女として絶対的な自信を持っている
だけど僕は君の その醜い皮を見ているわけじゃない
僕が君を見つめるのは 握った炭で君を描きだす為で
君がどんなに僕をそんな目で見ても僕には関係ない
僕は君の身体に見えない刃物をいれていく
何も知らぬ君の咽喉から
僕の握る炭は 君を解剖するメスへ変わる
咽喉からゆっくり 君の胸を 腹を裂く
肉片一つ残さず 君を解体する
そして現われる真実の姿を
僕は輪郭越しに君の骨を肉を臓物を
この手でひとつの完成品へ組み立て
君の皮の下に思い描きながら君を描く
そうして君は僕のこのキャンバスに別の姿で再生するのだ
職場で顔見知りの美容師さんに、新年明けて初めて顔を合わせました。
「急に髪の毛伸びたね」
「そうですか?」
確かに年末年始忙しく、髪の毛を最近切っていなかったんですが。
「縮毛矯正でもかけたの?」
「いえ、伸ばし放題です、自然です」
美容師さんから見てそう見えるなら、だいぶ伸びてしまっているんだなぁ…
美術大学にいたころは、それが普通になっていたので尚更です。
学生時代バンドをやっていた時は、かなり長く伸ばしていたので自分ではあまり自覚がありません。
大学は最初の一年間を美術大学で過ごし、方向転換して別方面へ。
今は髪も真黒だし、もう昔のように真赤に染めたりはできないんだろうなぁ。
仕事が仕事ですし。
職業は白衣を着る仕事なので、あまり目立った格好などはできません。
同僚に聞いても、私のような性格、経歴のタイプは珍しいそうです。
「ヨイチさんは変わった人だと思ったけど、やっぱり変わってるね」
よく言われますが相変わらずあまり自覚がありません。
「急に髪の毛伸びたね」
「そうですか?」
確かに年末年始忙しく、髪の毛を最近切っていなかったんですが。
「縮毛矯正でもかけたの?」
「いえ、伸ばし放題です、自然です」
美容師さんから見てそう見えるなら、だいぶ伸びてしまっているんだなぁ…
美術大学にいたころは、それが普通になっていたので尚更です。
学生時代バンドをやっていた時は、かなり長く伸ばしていたので自分ではあまり自覚がありません。
大学は最初の一年間を美術大学で過ごし、方向転換して別方面へ。
今は髪も真黒だし、もう昔のように真赤に染めたりはできないんだろうなぁ。
仕事が仕事ですし。
職業は白衣を着る仕事なので、あまり目立った格好などはできません。
同僚に聞いても、私のような性格、経歴のタイプは珍しいそうです。
「ヨイチさんは変わった人だと思ったけど、やっぱり変わってるね」
よく言われますが相変わらずあまり自覚がありません。
散った 散った 散らばった
散らばった君は 僕の四角い空の星になった
初めてここへ連れてこられた時から 二人は一緒だった
それから1460日と56日間ずっと手を繋いでいた
天井からふわり落ちてくるパンの欠片を分け合って
体を寄せ合って葉陰で眠った
暑い日も寒い日もずっとずっと 二人は一緒だった
それから1460日と56日間ずっと手を繋いでいた
水や食べ物に困ることは一度もなかったし
これ以上の幸福は望んでもいなかった
踊ろう 踊ろう いつまでも
あの四角い空は いつまでも変わらないはず
1460日と56日目の夜
君の背中が盛り上がって 君は違和感にしくしくと泣いた
僕はただ側にいてあげることしかできなかった
朝日に照らされた君は全身赤い斑点だらけ それでも僕は君から離れることはできなかった
1460日と59日目の昼
君の体がバラバラと 崩れていった溶けていった
僕は君の剥き出しの肉塊の腕をそれでも
ずっと抱きしめてただただ四角い空に 祈った祈り続けた どうして助けてくれないのか
1460日と60日目の夕
僕たちは初めて繋いでいた手を引き剥がされてしまった
それから僕たちを奇妙な見えない分厚いものが
僕たちの間を別つ事になった 目の前で君が弱っていく 腐っていく 僕は泣いた
君が息絶える瞬間 僕ともう一度手を取り合うことができた
君の目は飛び出していて 僕はもうそれを見ることはできなかった
君のカラダは腫れ上がり その体から光る飛沫が宙を舞った
君は光になってしまった もう踊れない
散った 散った 散らばった
散らばった君は 僕の四角い空の星になった
1460日と81日目僕たちは最初で最後の永遠のお別れをした
散らばった君は 僕の四角い空の星になった
初めてここへ連れてこられた時から 二人は一緒だった
それから1460日と56日間ずっと手を繋いでいた
天井からふわり落ちてくるパンの欠片を分け合って
体を寄せ合って葉陰で眠った
暑い日も寒い日もずっとずっと 二人は一緒だった
それから1460日と56日間ずっと手を繋いでいた
水や食べ物に困ることは一度もなかったし
これ以上の幸福は望んでもいなかった
踊ろう 踊ろう いつまでも
あの四角い空は いつまでも変わらないはず
1460日と56日目の夜
君の背中が盛り上がって 君は違和感にしくしくと泣いた
僕はただ側にいてあげることしかできなかった
朝日に照らされた君は全身赤い斑点だらけ それでも僕は君から離れることはできなかった
1460日と59日目の昼
君の体がバラバラと 崩れていった溶けていった
僕は君の剥き出しの肉塊の腕をそれでも
ずっと抱きしめてただただ四角い空に 祈った祈り続けた どうして助けてくれないのか
1460日と60日目の夕
僕たちは初めて繋いでいた手を引き剥がされてしまった
それから僕たちを奇妙な見えない分厚いものが
僕たちの間を別つ事になった 目の前で君が弱っていく 腐っていく 僕は泣いた
君が息絶える瞬間 僕ともう一度手を取り合うことができた
君の目は飛び出していて 僕はもうそれを見ることはできなかった
君のカラダは腫れ上がり その体から光る飛沫が宙を舞った
君は光になってしまった もう踊れない
散った 散った 散らばった
散らばった君は 僕の四角い空の星になった
1460日と81日目僕たちは最初で最後の永遠のお別れをした