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July / 08 Tue 20:53 ×
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March / 16 Mon 00:46 ×

かくれんぼするもの このゆびとまれ
夕暮れ空には 雲が出ていた
だれも はいることのできない
内緒で不気味で楽しい世界

おにさんこちら てのなるほうへ
追われ追われて なお暗かりき
そこには たしかにいたんだよ
足音が近く遠く聞こえた

見つかったのは誰?
あの子の声が聞こえない
草陰で息を潜めたら
腕を赤い蟻が這っていた

風の音だけ聞こえて
家の明かりもよく見えない
追われた子供はどこ行った?
怖い鬼はどこ行った?

誰もいない 誰も話さない
誰も叫ばない 誰も教えない
ひとり ひとり ただひとり
背中を恐怖に押されたら
振り返らずにお家に帰ろう
遠くでえもしれぬ咆哮が
聞こえたら もう 遅い

かくれんぼするもの このゆびとまれ
おにさんこちら てのなるほうへ
 

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March / 15 Sun 10:24 ×
I said that I would love you many times
Cried and laughed together
There was love anywhere
Was I very happy, but were you happy?

昨夜の出来事が嘘のように 朝日が全てを照らし出す
あたたかな笑顔を向けてくれる君は いつもと変わらない
彼女は僕の事をよく解っていて 靴下を用意してくれてた
すぐなくすんだから なんて 笑われてしまった

脳の裏側が蒼い炎で焼かれたように
僕の記憶が静かに呼び戻される
白い壁に映し出され 伸びた影は
乱れたシーツを憂いていた
誰にも見せない 姿で啼いて
誰にも言わない秘密を囁く

you all fell the same so,Were you also so?
僕が君を抱きしめた時に いつも何を見ていたのか教えてあげる
This road absolutely leads to Y
君の肩越しに 左右へ分かれる道がハッキリと見えていたんだ

幸せだった とても幸せだった
君はどうだった?今度こそ真実を
時々僕をテレビのブラウン管越しに眺めて
他人のように振舞いたくはなかったか?
だけど君はそんな僕を叱咤して
傍にいると泣きながら言った

Why is this way Y?
I am poisoned
am stabbed to death
and become decrepit
Why? oh Y?
Why is this way Y?

僕たちはそれでも この道を歩く
まるで決まりごとのように
ルール違反はいけない
そう教えられて生きてきた
だけど
いつかYに出会ったとしても
君の手は離さない

This road absolutely leads to Y
You&me  Y
March / 14 Sat 09:52 ×
秒針が時を刻む 一秒分のそのまた十ぶんの一の十の
いつまでイイコでいれば 君が僕と肩を並べてくれるのだろう
1440分を正確に数える時計は 僕には意味がないんだ
僕は1500分で生きていたい

君がおかえりと僕を迎えて 僕がただいまと返事する
脳の回路が途端に 他の不必要な世界を排除しだす
86400秒を正確に伝える時計は 僕には必要がないんだ
この3600秒はとても重要で

サーカ・ディアンの輪から離れて
君とふわり 意識化へのダイブ
とても恐ろしいことだけど
それよりも幸せなこの時は
他の誰でもいけない

サーカ・ディアンのリズムが狂えば
僕はひらり 屋根から空へ舞う
あの赤い空を 沈む太陽を
午前1時にハッキリと見る
君と手をつなげる時間
March / 09 Mon 10:34 ×

誰にとっても 君は太陽のような存在だから
もしくは夜道照らす月のような
一緒に落涙してくれる空気のような
僕にはとてもじゃないけど近づけない

この気持ちは 新鮮だけど懐かしいから
もしくは4000年前なのか
それとも60日前かもしれない
あまりに眩しすぎて怖いぐらいに

空を見上げるとあまりに 自分が小さくて
青が目に沁みるから あまり好きじゃない
視線を落として見えるのもなんて
この灰色の世界 砂漠の砂だけ

ずっとそれが続くと思っていたし
残された道はそこしかなかった
足を止めても振り返る気にも
戻る気にも 声を上げる気もなかった

だけどある時から 僕のつま先を照らす
小さな星に出会った
「どうして降りてきてしまったの?」
「あそこにいれば自由だったのに」
星は答えた
「なくしたものを探しにきました」

「自由」だなんて 目の前の道しか見てない
視界の狭いヤツの望む空想の世界なんだ
だから決して自由なんかじゃなかった
胸を打つ様な星の歌は一瞬にして僕の心臓を奪い去った

その証拠に 灰色の世界は
涙で滲んでプリズムになった
小さな緑の光が照らす道は
決して一本ではなかったから
それに平坦でもなかったから
きっと差し出されたら手を繋いでしまう
君の小さな手を強く握ってしまう
その拍子に君を壊してしまわないよう
今はただ迷いながらも一緒に歩く

自由に縛られるのをやめたんだ
互いに望んでいることだったと知って
灰色の世界で失ったものを
灰色の砂を踏みしめながら
一緒に探していけたなら
それが何よりの 幸せと気づいた
 

March / 08 Sun 02:53 ×
星が落ちてくる。
ワタシはその星の名前を知っている。
大きく腕を広げたら、あの星だけでも抱きとめられるかもしれないと。
そんな甘すぎる妄想に、たっぷり花の蜜を塗った。
それをゆっくりと喉の奥へと押し込んだ。
切なく寄せられるアナタの眉も、額に浮いた汗も全部愛してると。
今ならワタシはあの星の名前を呼べると思う。
抱きしめる。
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